7月の誕生石は、燃えるような赤色が印象的なルビーです。
ルビーは古くから王族や戦士に愛され、力と情熱の象徴とされてきました。
その強烈な輝きと美しさは、多くの人々を魅了し続けています。また、2021年の改定により、スフェーンも7月の誕生石として加わりました。
1. ルビー(Ruby)

情熱と勝利をもたらす宝石
ルビーは「宝石の女王」とも呼ばれるほど、貴重で価値の高い宝石です。その美しい赤色は、情熱、愛、勇気を象徴し、持ち主に強いエネルギーを与えるとされています。
ルビーの特徴
- 誕生石の意味:情熱、勇気、成功、愛
- 色:赤(特に「ピジョン・ブラッド」と呼ばれる濃い赤が最高品質とされる)
- 主な産地:ミャンマー、タイ、スリランカ、モザンビーク など
ルビーの歴史と伝承
ルビーは古代より「戦士の石」として知られ、戦場に赴く兵士が勝利を願って身につけていたと伝えられています。特にミャンマーでは、王族が戦いの際にルビーを埋め込んだ鎧を身に着けたと言われています。
また、ルビーは愛の象徴でもあり、中世ヨーロッパでは「永遠の愛を誓う石」として結婚指輪に使われることもありました。インドの伝説では、ルビーを持つ者は平和と調和を得ることができるとされています。
ルビーを身に着けるメリット
- 精神的な強さを高め、自信をつける
- 愛情運を向上させ、恋愛を成就させる
- 勝負運や成功運を高め、困難を乗り越える力を与える
- 生命力を高め、活力を得る
2. スフェーン(Sphene)

鮮やかな輝きを放つ新たな誕生石
2021年の改定で7月の誕生石に追加されたスフェーンは、その高い光の分散率による虹色の輝きが特徴です。スフェーンは、知性や洞察力を高めるとされ、持ち主の精神をクリアにし、成功を導く力があると信じられています。
スフェーンの特徴
- 誕生石の意味:知性、洞察力、成功
- 色:黄緑、ブラウン、オレンジ など
- 主な産地:ブラジル、マダガスカル、ロシア など
スフェーンの歴史と伝承
スフェーンは19世紀に発見された比較的新しい宝石であり、その独特な輝きからコレクターにも人気があります。特に虹色の光が見える「ファイア」と呼ばれる現象は、ダイヤモンドをも凌ぐ美しさと評価されています。
スフェーンを身に着けるメリット
- 知性や思考力を高め、決断力を向上させる
- ポジティブなエネルギーをもたらし、成功へ導く
- 心を落ち着かせ、ストレスを軽減する
- 直感力を高め、創造的なアイデアを生み出す力を持つ
7月の誕生石の選び方
7月の誕生石であるルビーは、特に濃く鮮やかな赤色を持つものが価値が高いとされています。透明度が高く、深みのある赤色のルビーを選ぶと、美しさとパワーの両方を得ることができます。
スフェーンを選ぶ際は、その輝きの強さを確認すると良いでしょう。光に当てた際に虹色の輝きが見えるものが、高品質とされています。スフェーンは比較的デリケートな宝石であるため、慎重に扱うことが大切です。
また、指輪やネックレスなどのジュエリーに加工されたこれらの誕生石は、日常的に身につけやすく、パワーストーンとしての効果も期待できます。
まとめ
7月の誕生石であるルビーとスフェーンは、情熱や勇気、成功を象徴する宝石です。
ルビーの燃えるような赤い輝きと、スフェーンの虹色の輝きは、持ち主に強いエネルギーを与え、人生をより豊かにしてくれるでしょう。大切な人へのプレゼントとしても最適であり、特別な意味を持つジュエリーとして一生愛される石です。
ルビーは永遠の愛と勇気を、スフェーンは知性と成功をもたらすと言われています。どちらの宝石も、7月生まれの方にとって特別な存在となるでしょう。
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